朝、車に荷物を積み込もうとしたときに、気持ち悪いものを見つけてしまった。車のバンパーの下の方に、1cmほどの白い毛のようなものが、ピッピッと何十本か生えており、その先端に何かの生物の卵とおぼしき 粒が。
ぎゃーーーん。
何っ。これっ。気持ちワロス。激しく気持ちワロス。
もう触るのもイヤだったので、そのまま出勤。仕事しながらも、あの気持ち悪い何かの生物の卵の事で頭がいっぱい。
どうしよう、どうしよう。何が出てくるんだろ。
毛の先の卵だけに、毛の生えた生き物が生まれてくるんだろうか、白いチワワとか。
ぎゃーん。
調べてみるとどうやらこれは、クサカゲロウという虫の卵らしい。そしてこれは、日本では古来より「優曇華(ウドンゲ)の花」と呼ばれて、縁起物とされていたとのこと。何でも、めったに見ることができない珍しいものだそうで、「優曇華の花を見ると、イイ事があるよ」と言い伝えられている地域もあるとのこと。
そして、クサカゲロウって虫が、またこれ、結構キレイ。虫なんで、基本触りたくないけど、けどまぁ、見る分にはキレイな虫だわ。そのへん飛んでいても、許すわ。それに、カゲロウって名前が、物憂げでイイじゃない。
んで、気になるのが、ね。
どんなイイ事あるんかなー、ってこと。今回、わたくし、これ、見ただけじゃなくて、持ってます。見るだけで幸運なのを、持ってます。何十個も。相当な無理難題でも聞いてくれそうな感じじゃないですか。
毛の先の卵だけに、頭の毛が生えるとか。
いや、そんなら直接オレの頭に生んでくれ、クサカゲロウ。
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