原子番号113。
2004/09/30

 
 新しい元素が発見されたらしい。

 元素とは「スイヘイリーベ」で覚えたアレのことだ。水素とか、酸素とかそういうヤツ。ちなみにオレは原子番号39のイットリウムが好きだ。親近感を感じる。イットリウムに限らず、元素の名前はなかなかセンスの良いものが多い。

 ストロンチウム。
 メンデレビウム。
 カリホルニウム。
 ネプツニウム。

 いずれも頭のいい科学者とかが考えた名前なのだろうが、科学者のくせにネーミングセンス良すぎ。言葉の響きが素晴らしい。科学的でありながら、芸術的であったりする。

 ローレンシウム。
 これなんてもう、一編の詩だ。美しすぎる。

 さて、今回発見された新しい元素。発見したのは理化学研究所って所。日本の研究所だ。日本人が快挙をなしえたと言うのは、同じ日本人としてちょっと誇らしい。ホントは全然関係ないんだけど。

 さて、目下の話題は、この新元素のネーミングだ。
 この手の新発見は、発見者にその名前を命名する特権が与えられる。理化学研究所の皆さんは、どんな名前を付けるのだろうか。一度付けた名前は、人類が文明を維持する限りずっと残るものだから、これは本当に名誉あることで、すごい特権だ。是非とも、センス良いネーミングを期待したい。

 案として上がっているのは、リケニウム、ジャポニウム。理化学研究所だからリケニウム。日本だからジャポニウム。

 うーん。

 もう一ひねり欲しい。理化学研究所とか日本とか、そんなものに気を使わなくてもいいから。もっと自由に、クリエイティブに。新しい言葉を創造するぐらいの勢いで、カッコいい名前を考えて欲しい。

 オレもちょっと考えてみようかな。
 モッコリウム。
 チクビウム。

 語尾にニウムとかリウムを付けるってのがワンパターンかな。日本人が命名するのだから、語尾も日本風に「〜でござる。」「〜どすえ。」ではいかがか。普通に「〜です。」「〜ます。」でもいいか。「〜のだ。」とか。

 バカボンノパパナノダ。
 
 学会で科学者が大真面目な顔で。
 CNNニュースのキャスターがクールな顔で。
 大学の教壇で大学教授が。

 「バカボンのパパなのだ。」と言っていたら楽しい。

 理化学研究所の科学者の皆さん、いかがですか。結構イケると思うんですけど。
 

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