ヘビ花火って知ってるかな。
ビー玉ぐらいの大きさの、ボタン状の黒い塊に火をつけると、にょろにょろとその塊が膨れる。細長くひも状に膨らむため、ヘビ花火と呼ばれている。
昔、この花火のメカニズムを利用した、物凄いグッズを手に入れたことがある。
うんこ小僧。
高さ十センチぐらいの、陶器製の子供の人形。名前の通り、お尻丸出しのウンチングスタイル。で、前述のヘビ花火の小さいヤツが、数個付属している。その小さいヘビ花火を人形の肛門に開けてある穴に差し込んで、準備完了。
点火。
すごい勢いで、ニョロニョロッっと真っ黒なうんこが出てくる。
うひゃー。たのしー。
カートリッジを取り替えれば何度でも楽しめる。
ニョロニョロッ。
ひゃー。
たちまち付属していたカートリッジを使い果たし、残ったのは大量の黒いうんこと、尻の部分が焦げたうんこ小僧。その後、残念ながら、取替え用のカートリッジは手に入らず、うんこ小僧もどこかにいってしまった。
今でも売ってるのかな。手に入るなら欲しい。
あと、この人形を考えた人に会ってみたい。相当の馬鹿なんだろうなぁ。カッコいいなぁ。
えー、ここでうんこに関する豆知識。
「うんこ」「うんち」と言う言葉。いずれも幼児語である。
つまり、食事をマンマと言うのと同じと言うわけ。知らなかっただろ。勉強になっただろ。イイ年した大人が、「昼マンマどうする?」とか「今晩、マンマでも食べながら、話がしたいんだが。」とは言わない。
フランスマンマ。
イタリアマンマ。
だから本来なら、うんこやうんちも、大人が使うべき言葉ではない。
正しくは、クソ。
漢字で書くと糞。
漢字で書けるってことが、大人って感じ。
とは言っても、現代では、老若男女問わず、うんこやうんちが定着しているので、今更「大人はうんこって言うなっ。」などと、堅苦しいことは言わない。でも、大人なら、糞ぐらいは漢字で書けるようにしておいて欲しい。
糞。
よく見ると変わった漢字だ。漢字で書くと、コロコロの硬いうんこをイメージするのはオレだけだろうか。
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