エイプリルフール。
2004/04/01


 
エイプリルフール。
 最近では、ウソやジョークを言ってよい日として取り扱われているが、本来の意味合いは違う。

 エイプリルフールを直訳すれば、「四月馬鹿。」「四月の愚か者。」

 春になると、動植物、すべての生き物の生命活動が活発になる。かつて、人も季節とともに生活サイクルを作っていた。春は人にとっても一年の始まりを意味していた。花や新緑を楽しみ、農作物の作付けをし、冬眠から覚めた動物を狩る。

 冬にはカロリーの消費が抑えられ、腸の吸収率が上がり、皮下脂肪が増加する。それが春になると、日照時間や気温の変化を察知した体が、活発に動くための準備を始める。アドレナリンが分泌され気分が高揚する。

 そして、冬体質から夏体質への切り替えのスイッチの役割を果たしているのが、テストステロンという男性ホルモンである。テストステロンは性的欲求・性衝動の元となるものである。だから春になると生殖欲求も高まる。

 ま、簡単に言うと、春はムラムラ、ソワソワってなって、うっひゃっひゃーっ、って叫びたくなるんですな。

 オレのような、理性で自分の行動が制御できる人間は問題ないのだが、世の中には、興奮が抑えられない人も沢山いる。うひゃうひゃ言いながら、難解な人たちが街に繰り出してくる。だから春先にはヘンテコな事件や事故が多発する。困ったものだ。

 四月馬鹿とは、春先に出没する興奮したヘンテコな人たちのことを意味する言葉である。

 だから、本来の意味合いで言えば、ウソやジョークやウィットに富んだ会話を楽しむといった、知的な遊びではなく、うひょひょっとか、キャーキャー言いながら陽気に転がりまわるというのが、正しいエイプリルフールの楽しみ方なのだ。

 奇声をあげるのが正しい。

 うふほぁぁぁぁぁっ。きょょょょょょあっ。

 あと、四月の愚か者なのだから、四月中はずーっと狂っているのが正しい。

 四月中叫んだら、五月病が待っているし、六月はジューンブライド。あー忙しい。

 色々もっともらしく書き綴りましたが、ほとんどオレがテキトーに考えた文章です。案外、間違ってないかも知れませんが、正しくないかも知れません。
 

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