大地震。
2003/05/16

 
 近々、大地震が来るらしい。学者とか政府とか自治体とか、社会的に権威あるところが言っているし、マスコミもこぞって報道するところを見ると、本当のことなのだろう。
 これが、ナントカ教のナンタラと言う教祖が言っていたら、信憑性はない。

 この、社会的権威の言うことを無条件に鵜呑みにする体質に、少々危機感も感じるが。
 「ウクレレを弾きながらイヤッホーと叫べば、はやりの病を予防できる」と政府が言えば、日本中が、朝から晩までイヤッホーだろう。
 ふむ。これはこれで楽しそうだな。イヤッホー。

 で、大地震だ。
 これは、やっぱり来る。来るというのだから来る。

 となると、何をすべきか。
 食料の確保などのライフラインの確保、住宅の耐震工事、破損しやすい貴重品の保全、対策として必要なことはいろいろ言われている。
 しかし。オレに言わせれば、こんなことは、たいして重要なことではない。食料などなくても、一週間ぐらい水だけで人は生きられる。どんなことをしても、壊れるものは壊れるし、運が無ければ、やはり命を落とすこともあるだろう。
 なるようにしかならないのだ。

 何事も最悪を想定せねばならない。そして、その対応をするべきなのだ。

 着替えの途中で大地震が来たら。
 入浴中に大地震が来たら。
 散髪の途中で大地震が来たら。
 最悪とはこういう事だ。

 運悪く命を落とすにしても、
 うんこをしている時に大地震で死んでしまったら。
 男女の営みをしている時に、大地震で死んでしまったら。
 そして、そのまま死後硬直で離れなくなってしまったら。
 
 考えただけでゾッとする。

 とりあえず、全裸で発見されても恥ずかしくないように、体に服の絵を描いておくかな。
 

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